ごく最近まで脂肪は「燃やす」「溶かす」といった方法で落とすことが主流でしたが、最近は「冷やす・凍らせる」ことで脂肪を落とす新しい方法に注目が集まっています。
脂肪冷却はアメリカの大学の研究から生まれ、欧米ではすでに多くの成功例が出ている最新の痩身術なのです!
自宅で手軽に脂肪冷却ができる機器なども発売されていますが、安全性などに問題はないのでしょうか?
気になるポイントについて解説していきます!
脂肪冷却の機器は自宅にも導入できるけど…?
機器はかなり高価!
自宅で自分で脂肪冷却ケアができたらいいな♪と考える人も多くいると思いますが、脂肪冷却マシンは高額なものが多いようです。
「脂肪冷却」は最新の痩身術で、現在のところ家庭用にお手軽価格で販売されている脂肪冷却マシンの数は限られています。
ほとんどは業務用に販売されているもので、安くても100万円前後、性能が非常に優れたものだと1,000万円以上するものもあります。
いち個人には手の出しにくい価格となっているのが現状です。
この先、脂肪冷却の知名度が上がりこの痩身方法が一般的になってきたら、より入手しやすい価格帯の家庭用脂肪冷却マシンが発売されるようになるかもしれません。
正しい手順で施術しなければ失敗する可能性も?
脂肪冷却って、気になる部分を冷やすだけでしょ?自分一人でもできそう!と思っていませんか?
脂肪冷却は、正しい方法・手順で行わないと失敗してしまうことがあります。
高いお金を出してマシンを購入したのに、正しい手順が分からず全くダイエット効果がなかったなんてことになったら悲しいですよね。
ダイエット効果が現れないだけでなく、他のトラブルが発生してしまう場合もあるようです。
お腹の脂肪を冷却したらお腹の調子が悪くなった、冷やしすぎて低温やけどを負ってしまった、などなど。施術には十分な注意が必要です。
専門の機関で脂肪冷却施術を受ける場合でも、知識と経験のあるスタッフが施術を行う信頼の置けるエステ・クリニックを選ぶようにしましょう。
市販の保冷剤を使って脂肪冷却をするのは危険
性能の高い脂肪冷却マシンは温度を4度に保つことができるので皮膚や血液、血管などにダメージを与えることはありませんが、普通の保冷剤では細かい温度調節ができません。
肌や血管にダメージを与えてしまうかもしれませんし、保冷剤を皮膚に貼り付けたままにしておくと、低温やけどのリスクも高くなります。
決して安全とは言えない方法なので、市販の保冷剤を使って脂肪冷却するのはお勧めできません。
ここからは、自宅にも導入できる脂肪冷却マシンをいくつか紹介していきます。
中には高価なもの、専門知識が必要なものもありますので、お財布や販売元業者とご相談の上チェックしてみてくださいね!
自宅に導入できる脂肪冷却マシン①cryolipolysis
cryolipolysisとは
家庭用コンパクトサイズの脂肪冷却マシンです。本体とアプリケーターが一緒になっており、面倒なアプリケーターの付け外しは不要です。
マシンを気になる箇所に装着するだけ!流行りのEMSマシンのように自宅で手軽に使うことができます。
cryolipolysisの本体価格
冷凍ダイエットマシン cryolipolysisは、Amazonから24,500円で購入できます。
家庭用の脂肪冷却マシンとして、かなりお手頃価格ですよね。
機器本体、取り付け用のベルト3つ、アダプター、日本語取扱説明書がセットになっています。
マシン使用中は、使用箇所に脂肪冷却用保護シート(不凍シート)を貼り付ける必要があります。この保護シートは別途購入する必要があるので注意してください。
cryolipolysisの大きさは?
- 本体サイズ:約185mm×132mm×87mm
- 本体重さ:約2kg
業務用の脂肪冷却マシンと比べて、ミニサイズで置き場所に困ることは無いでしょう。
ただ、装着して使うタイプなので全身どこでも使えるというわけではありません。サイズ的に見てもお腹と太ももくらいにしか使えないかな、と思います。
自宅に導入できる脂肪冷却マシン②Cryo-μ(クライオミュー)
Cryo-μとは
200店舗以上のクリニックやエステへの導入実績がある人気の冷却痩身機です。業務用ですが、個人での購入も可能です。
このマシンを使えば、美容クリニックや痩身エステで得られる効果が自宅でも得られるというわけですね!
「人の脂肪は4度で凍り始める」という理論(クライオリポライシス理論)を応用して開発されています。
タッチパネル式で操作も楽々。吸引式アプリケーターはS・M・Lの3サイズがあり、脂肪が薄く吸引が難しい場所には冷却ダブルプレートで施術できるようになっています。
Cryo-μの本体価格
Cryo-μ本体の定価は1,500,000円です。
結構なお値段ですね!こちらの脂肪冷却マシンはエステやクリニック向けに業務用として販売されているので、その分値段も高くなってしまうようです。
エステに通うとなると、エステ代や交通費がかかりますが、Cryo-μが自宅にあれば自分でエステ級の痩身施術が受けられる、ということを考えれば仕方のないお値段なのかなぁといったところですね。
Cryo-μの大きさは?
- 本体サイズ:幅370mm×奥行460mm×高さ320mm
- 付属品装着時サイズ:幅600cm×奥行き540mm×高さ320mm
- 重さ:約15kg
アプリケーターは3サイズあり、体の部位に合わせて選べるようになっています。
本体のみだと電子レンジくらいの大きさですが、アプリケーターもやや大きいため自宅に設置場所を確保する必要がありますね。
アプリケーターは重量もあり、女性1人で施術するのは難しいと思います。
自宅に導入できる脂肪冷却マシン③ファットフリーザ
ファットフリーザとは
TV、雑誌などメディアでも紹介され今話題になっている冷却痩身美容機器です。
上でご紹介したCryo-μが吸引式・プレート式の2つの施術に対応していたのに対して、ファットフリーザは吸引タイプの施術にのみ対応しているマシンです。
ラジオ波やキャビテーションといった美容機器との相性が良いため、手持ちの美容器具と併用して使うことも可能です。
ファットフリーザの本体価格
ファットフリーザの本体価格は980,000円です。
サロンやエステ向けに業務用として販売されている美容機器なので、お値段は高めの設定となっています。
さらにオプションのアプリケーター用のSサイズヘッドは100,000円、Lサイズヘッドは120,000円の別途費用がかかります。(Mサイズのヘッドは本体価格に含まれています。)
ネット上で検索してみると、中古品は30万円くらいで出品されているものもあるようです。誰かのお下がりでも良いという人は中古品の購入を検討してみるのも良いかもしれません。
ファットフリーザの大きさは?
- 本体サイズ:幅450mm×奥行450mm×高さ45mm
- 本体重さ:約10kg
ファットフリーザはやや大きめですが、自宅で使うのに問題ないサイズ感だと思います。
ヘッドの大きさはS、M、Lの3種類があり、体の部位やサイズに合わせてしっかり施術できるようになっています。(ヘッドS、Lは本体とは別料金になります。)
まとめ:脂肪冷却マシンを一般家庭で導入するのは高価で高リスク!
家庭用脂肪冷却マシンでのセルフ施術で起こるリスク
家庭用脂肪冷却マシンでセルフ施術を行った場合に起こりうるリスクは以下のようなことが考えられます。
- 低温やけど
- 内出血
- 赤み、かぶれ、湿疹
- かゆみ
- ダイエット効果が得られない
素人判断で脂肪冷却する時間などを調整していると、低温やけどや肌に不要なダメージを与えてしまうことも。
また、アプリケーターで強く脂肪を吸引しすぎると、内出血ができてしまうこともありますし、肌の弱い人は施術後に赤みやかゆみが現れることもあります。
確実に痩せたいならエステや医療機関での施術がオススメ
ここまで見てきたように、脂肪冷却マシンの購入には多額の費用が必要になりますし、様々なトラブルのリスクも伴っています。
結局、脂肪冷却などの痩身施術って、エステやクリニックで他人にやってもらうから長く続けられるのであって、自分一人で継続しようとしても難しいものです。
安価で売られている脂肪冷却マシンには、粗悪なものや安全性がきちんと確保されていないようなものもありますし、本気で痩せたい・しっかりと効果を得たいという人は、価格に見合った効果が得られるエステやクリニックの利用がおすすめです。
おススメの脂肪冷却サロンはこちら
わたしがオススメする脂肪冷却サロンは「オリエンタル・スタイル」です!
オリエンタル・スタイルは強引な勧誘もないし、施術が丁寧で親切だったので、エステ自体初めて!って方にもオススメです。
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